会社案内 社長の思い

杉山工務店 代表取締役社長杉山工務店 代表取締役社長 杉山種生
私の工務店は、私の代で2代目です。
祖父の代では大工さんでしたが、終戦後復興の中で、祖父は運動器具全般(マット 跳び箱鉄棒 ジャングルジム 教室の机椅子)を製作する杉山製作所を起業しました。この会社は、その後父の兄が後を継ぎ、昭和49年に父が独立して、杉山工業という会社を立ち上げました。
今の杉山工務店の前進です。当時は横浜市内の学校の営繕をしていましたが、時代背景の変化から、だんだんと現場が住宅になっていきました。
このころ私は10歳でした。現代の建築現場では父親の手伝いをしている子供を見ることはまずありません。私は幼稚園ぐらいの頃から(幼稚園に行っていません)いつも大好きな父と一緒によく現場に行き、少年大工さんをしていました。その当時、お客さんがそんな私を見ると驚いて、よくお菓子などもらい人気者でした。
  
それから、今は私がこの工務店を営んでいます。

私の父は、とにかく自分の家の事は後回しで、いつもお客さんの事ばかり。遊び盛りの子供にはいつもつまらない日々でした。なぜ日曜日にお父さんは、家にいないのか?
そんな生活が、私には幼少期からしみついています。
それは人の生涯の中で、一番高額な商品を売っている職業だからです。
当時は、色々な商材が工業化されていない為、すべての物が職人さんの手作りでした。
そのため、精度や不備が多く、この対応に追われていたのです。しかし父は、逃げずに家具から鉄工まで運動器具で培った技術で対応していきました。
現在でこそ、商材が工業規格化により精度が向上して、不備や不良は、ほとんどありませんが 家は使っている物なので大事なお客様の家に携わる以上、決して避けては通れません。

また、いくら大金を出しても、良い人が作らなければ 良い物にはなりません。

私の家作りに対する思いは、何を作るのかではなく、お客様がほしい家を私がずっと安心して使えるようにサポートしていく事です。
今まで、多くのお宅の仕事をしてきて感じたことがあります。
家を建てたり直したりすることは、お客様にとって非常に楽しいことです。
この楽しい時間を、多くのお客様と共にできるように、努力をしていきたいと思います。


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